おもと植替え

植替え手順について





鉢から万年青を抜き、茶色く水を含んだ根や、スカスカになった根をピンセットなどで優しく丁寧に取り除きます。


芋と根の汚れを水で洗い流します。洗う時に、株元から伸びてきた新根を折らないように気を付けて下さい。

先の細い、硬めの筆があると根の隙間の汚れを洗うのに便利です。

洗い終わった万年青の画像です。芋の横の根の間に、白く出ているものは芽当たりで、ここから子が上がります。



洗い終わったら植込みます。鉢の底に一並び、底石(1号)を入れます。

※当園では群馬県産の軽石を1号~4号までの4サイズに篩分けしています。



底石(1号)を入れたら、次に大きいサイズの2号を入れ、万年青を入れます。2号は底石を入れた後、鉢底が見えない位の量で良いです。



3号は一番多く使います。万年青を左手に持ち、鉢に入れ、植込みコテを右手に持ち、3号を入れます。

一気に多くの石を入れずに、少しずつ入れます。少しずつ石を入れ、割り箸などで石をつついて、石と根の間に隙間があまり出来ないようにすると良いです。



3号を入れ終わったところ



4号を入れ終わりました。株元が少し高くなるように整えてから水苔をのせます




植替え後はたっぷりと水を与え、根着くまでの間(1週間~2週間)は強風や強い日差しにさらされないようにして下さい。

肥料も植替え後2週間は避けた方が良いです。

新しい石は水を保ちにくいので植替え後は早めの潅水を。